第九回 うそからでたまこと

【嘘から出たまこと】

嘘として言っていたことが、本当になってしまうこと。

また、冗談で言ったことが、偶然にも真実になること。

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【類義語】

虚は実を引く・冗談から駒・瓢箪から駒が出る

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【使用例】

冗談で言っていたことが真実になり

嘘から出た誠になってしまった。

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使用例がそのままで申し訳ないです。

 

さて、

今まで取り上げた来た中では

有名な部類に入る諺です。

意味は冗談で言っていたことが事実になる事。

社会を生きていけば割とよくあることです。

 

 

類義語の中にある『瓢箪から駒』という諺。

こちらには少し逸話があるので紹介します。

 

瓢箪とは

皆さんご存知の砂時計型のウリ科の食物です。

駒とは馬のこと。

 

転じて、瓢箪ぐらいの大きさの物から

馬のように大きいものが出てくる様な

ありえない出来事が意図せず

実現してしまうこと。

 

 

植物の歴史のお話のなかには

中国ではコブナ草という草が 黄色に染める染料になる。

それを聞いた日本の学者が コブナ草と子鮒草とを

勘違いしたまま染め草として使用したら

見事な黄色に染まった。

という。

ただの植物が染料植物に化けた逸話が

まさに瓢箪から駒的なエピソード と

取り上げられていました。

 

そこから考えるに

嘘でいたことが事実になる。

ことに加えて、

誤解から言った事が事実になる。

という意味もあるようです。

 

 

ついでなのでその他にも

『嘘』に関することわざを集めてみました。

 

 

・嘘つきは泥棒のはじまり

・嘘をつくと閻魔に舌を抜かれる

・嘘は後から剥げる

・嘘も方便

・嘘をつかねば仏になれぬ

・嘘も誠も話の手管

 

 

子供の頃は上3つのように

嘘をつくのは悪いことで

極力避けろと教わります。

 

社会に出て大人になると下3つの有様。

成長というべきか、 世間擦れしたというべきか・・・。

 

 

こうして嘘に関することわざを眺めて見ると

嘘をつくことに関しての善悪についての議論は

禅問答の様に終わりがなさそうです。

 

 

今回取り上げた嘘から出た誠は

嘘よりも誠になった事実の方に意味が

フォーカスされているので

善悪についてはなんとも言えませんが、

気になる方は

『嘘』のつくことわざを色々調べてみるのも面白いかもしれません。

 

 

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