第一回 にべもなく

 

【 にべもなく 】

愛想がない。思いやりがない。とりつきようがない。
そっけない。という意味。

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【 同義語 】

そっけなく・けんもほろろに・すげなく

いずれも、愛想ない態度のことをさします。

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【 使用例 】

にべもなく断る。

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普段何気なく使っていたこの言葉。
ある日ふと思いました。

 

“にべ”とは一体なんぞや?
そういう経緯があり調べてみました。
この言葉にべもなく。

 

結論から言うと
にべとは魚から作った膠のことでした。
にべという魚の浮き袋を煮て膠をつくりました。
その膠の名前もニベといったそうです。

 

にべ=膠だったようです。

 

膠(にかわ)とは元々、煮皮と書き、
動物の皮からとった接着剤のことです。
今でも固形のものが日本画や楽器などに使われています。

 

学生時代の日本画の授業で初めてお目にかかりました。
膠で53cm×45cmのパネルに銀箔を貼り付ける作業です。
対する銀箔は15cm×15cmサイズで1枚600円
高い!いや案外安い?
逡巡しつつ慎重に慎重に貼り付けた結果、
小指がターミネーターになりました。

 

ともかくその粘着力たるや・・・という代物です。
その粘着力の強さから人とのつながりの
比喩に使われるようになったというのが語源だそうです。

 

また、にべもないの強調した言い回しとしては

 

『にべもしゃりもない』

 

と言うものがあるらしいです。
こちらは使ったことも使っている人も見た事無いのですが
ねばりけも、しゃりしゃりした所もない
という手応えのなさを表現しているそうです。

 

こちらは使うタイミングがあるのかないのか
怪しい単語ですが知ってて損はありません。
大変勉強になりました。

 

しかし第一回目にして
この単語のチョイスはいかがなものだろうか?
という、にべもない感想を持つ自分もいます。

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