第二回 のべつまくなし

【のべつまくなし】

途切れなく、休みなく物事が続く様子。

ひっきりなく続く様。連続して物事が続く様子。

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【同義語】

引っきりなく・次から次へと・絶え間なく。

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【使用例】

のべつまくなく会話が続く。

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のべつまくなし。 の“まく“は“幕”から来ており

芝居、舞台などの幕を引かずに演じ続けることが

この言葉の由来になっているようです。

また“のべつ”とは“述べつ”と書きます。

 

“述べ”に“つ”(助動詞)がついたことにより

切れ間なく続く様を表しているので

同じ意味の単語を重ねた言葉なのですね。

 

余談ですが調べたところ誤用が多い言葉らしく

間違いで多かったのは

 

のべつ暇(ひま)なく。と、のべつ隈(くま)なく。

 

のべつ暇なくは、間違いにしても“暇がない”

転じて暇なく物事を続ける事と解釈できるので

言いたい意味はよくわかります。

 

“隈(くま)”の方がなぜ間違うのか? と

疑問を深めたのですが、発音的には

まくとくま・・・

成程、大変よく似ています。

さらには『隈なく探す』という言葉から

休みなく探す事につなげて 間違って覚えてしまったのではないか?

という説もあるようです。

 

ここまで来ると個人的には

よく考えたでしょう!

と、○をあげたいところなのですが、

日本語の問題では完全に×のようです。

 

演劇中、幕を引かず続けるという

はっきりとした由来がわかれば

『のべつ幕なし』という漢字が当てはまり

間違うことはなくなりますね。

 

・・・きっと。

 

 

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